様似町でエゾシカキーホルダー作り

みなさん。こんにちは。「いさ」と申します。

ブログを書くのは初めてですので、まずは自己紹介をさせて頂きます。

私は、北海道の様似町に住んでいます。様似町って何処か皆さんご存知ですか?笑
襟裳岬で有名なえりも町と軽種馬生産の盛んな浦河町(JRAの育成所があることでも有名ですね)の間の町になります。様似町の大きな特色と言えば「アポイ岳ユネスコ世界ジオパーク」に認定されている町と言う事です。
ジオパークってなんだよ。。とまた思っちゃいますよね。ジオパークと言う言葉を直訳すると「大地の公園」と言う意味になります。まぁ、ザックリ言いますと「地質すごいね!石すごいね!」って所です。その「地質すごいね!世界的に認めちゃう!」って言うのが、ユネスコ世界ジオパークになります。
詳しく知りたい方は様似町にいらして下さい。ガイド致しますので笑
因みに今年の10月には全国ジオパーク大会が実施されます^^全国からジオパーク関係の方々が来町します。予想参加人は約1000人。この小さな田舎に集結します。私もガイドとして駆り出されるのでドキドキです。。

さて、その様似町に越して来たキッカケは「大学時代の調査地だったから」です。その調査(エゾシカの食害調査をしていました)で町の人が好きになり、大学卒業後に引っ越しました。そんなこんなで現在に至ります。

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※様似町にあるアポイ岳は「カンラン岩」で出来ており(厳密に言うと幌満かんらん岩体がカンラン岩でできています)、この石がジオパーク認定の決め手になりました。石屋さんには激アツな場所です。

様似町地域おこし協力隊を経て様似町役場の臨時職員をしております。今の仕事内容は移住定住と観光とたまに教育支援です^^

長くなっちゃいましたが、自己紹介は以上です。

さてさて、最近野生動物関係って何か書ける事あるかなぁ。と思っていたら有りました!!
1月の初めに、様似町の学童保育(小学1年生~6年生対象)でエゾシカの角を使ったアクセサリーワークショップを開催しました。

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「おでかけジオ塾 エゾシカの角でアクセサリーを作ろう!」と題しまして

学童保育の机をお借りし、セッティング!
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今回は時間の都合上、鹿角は輪切りにしておいて、磨いたりスパンコールを貼ったりの行程にしました。

始める前に作る工程と注意事項後、エゾシカの生態についてお話ししました。
毎回イベントをやっていて思うのですが、子供達が思った以上に知識人。( ´艸`)

「それ知ってる~!」「ビジターセンターとかで習った~!」と。あ。それ教えたの私だから!と顔は覚えて貰えてなかったですが(モブ顔なんです)、情報は覚えててくれているんだと思うと嬉しく感じました。

道具を取って作業を開始しました。
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ものの数秒で作業終了の子もいましたが笑(それはそれでOK)
「お父さんにあげるんだ。」と黙々と鹿角を磨く女の子もいました(ちょっと感動しました)。

磨いた後はスパンコールを張り付けます。

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グルーガンの使い方が上手い!!

上手に作る事ができました~^^
子供達は色んな発想で物を作るので、たまにこちらが学ばせて貰う事があります( ´艸`)
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これからも、細々とこういったイベントを実施していきたいと思っています。

会員 いさ、観光・移住アドバイザー

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狩猟から距離が・・・

ちょっと寂し気なタイトルを付けてしまいましたが、前回のブログから1度も狩猟をしていないことに気が付いてしまいました。

狩猟を始めて4年目。本来ならば慣れてくる時期なのに、と思うものの、仕事の忙しさを言い訳に、遠ざかっています。ただ、私の狩猟時期はこれから!と考えているので、ちょっと計画を練らねば、と吹雪の外を眺めながら思う今日この頃です。

ニュースをみて、ご存知の方もいるかと思いますが、今年は私の住む斜里町でヒグマの人身事故が31年ぶりに起こりました。実は我が家からほど近い場所であり、対応には私のパートナー(ご近所のおじいちゃん)が出ていました。3人中、2人はケガをし、私にはもちろん関係ないですが、動物に向き合うことに少しばかりの恐れをいだいたのは確かなようです。

もちろん、事故詳細の検証はされており、情報もオープンにされていますので、興味のある方は、以下のページをご確認いただければと思います。

31年ぶりのヒグマによる人身事故について

子ヒグマに発砲され怒った母ヒグマが猟師を襲った、と思われていた事故ですが、検証すると複雑な状況だったようです。

執筆者 会員 山岳ガイド・てんこ

 

イノシシとウォッカ

2017年もあっという間に終わり、2018年になりました。今年もよろしくお願い致します。
昨年秋に学会に参加するためにロシアに行ってきました。その滞在中に体験したイノシシ猟についてご紹介します。猟場は、都心から北へ車で2時間半ほど走らせた針広混交林です。

猟を始める前に作戦会議をするため、車を走らせて数人のハンターさんと合流しました(15歳のお子さんも参加!)

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合流した時点でこれだけだったのが、続々と合流し・・・こんなに増えました!

作戦会議後、それぞれ勢子あるいは待ちとして待機し、猟犬の鳴き声と時たま銃声を聞きつつ、そわそわしながら待つことおよそ1時間・・・(寒かった)

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無事にイノシシが獲れました!これは成獣メスで、仔も1頭ゲットしました。
猟犬もさぞかし喜んでいるはず。頑張ってくれてありがとう!

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猟が終わったらランチです。ボンネットを最大限に有効活用して、黒パンやソーセージ、ロシア風サラダなど、ハンターさん達が持ち寄ってくださった食材を並べます。紅茶はもちろん、ウォッカも当然のように並びます。最初はウォッカで乾杯!

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ランチが始まってすぐ、なんと私たちがほんの少し前までいた方角から6頭ほどのイノシシの群れが登場!シャッターチャンスは逃しましたが、みんなが「イノシシ~!撃て~!!」と叫んでいた様子がこちらです。結局発砲できなかったのですが…

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ランチはなお続き、ウォッカもいただき、テンションも上がり、猟場の管理人さん(右)&ハンターさん(左)とパシャリ。

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いい笑顔を撮っていただきました。ありがとうございます。酔った勢いでなぜかハンターさんご自身が使われていた温かいロシアン帽子もいただいてしまいましたが、北海道での出猟で早速活躍しています。適度な量のお酒も大事なのですね(笑)

執筆者 会員 ゆか・大学院生

義務感・危機感・食料確保

ハンターになって6年目.まだまだ失敗ばかりの自分ではありますが,たまに,知人から「将来ハンター志望の若者がいるんだけど,ちょっと話をしてやってくれないか」と頼まれたり,後輩の学生さんから「狩猟や駆除,解体の現場を見学したい」といった依頼をいただくことがあります.

これまでのハンター生活で多くの方々にお世話になっていることや,野生動物の保護管理をすすめるための人材育成を考えていく上で大切なことかと思い,基本的には,お断りしないようにしています.
そういった際は,最後に簡単なアンケートをとっています.一部をご紹介します(2016年3月~2017年12月,計13名分).

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・近い将来,地元で駆除と自家消費の両目的で狩猟を始めたいと考えており,狩猟の現場を見聞きしたかった.ハンターになるには,金銭,労力面でのハードルが高いと思った.また,始めても熟練者による技術面でのサポートが必要だと思った(30代・男)
・命と向き合う事と,スポーツとしてとても大切でおもしろい事だと感じた(20代・男)
・日本の食糧自給率の低さと,世界の食糧生産の頭打ちを鑑みて,それらを解決する手段として狩猟は極めて有効だと考えた.受け継がれてきた狩猟技術を維持し,次世代に受け継ぐことは極めて重要な任務であると思った(30代・男)
・実際に狩猟を行っている現場は,思った以上にのんびりしていた.個人的な印象としては海で釣りをするのと変わらない気がした(20代・男)
・実際に現場を見てから免許をとろうか迷っていたけれど,もう少し考え直そうかな,と思った(生き物の生命を絶つという行為や解体が,実際に自分にできるか不安になった)(20代・女)

上記の中で,その後に狩猟免許(銃/罠)を取得した方はいらっしゃいますが,銃所持までいたったり,罠猟免許で狩猟者登録し,実際に狩猟を行っている方は,まだ一人もおられません.その理由としては,ハンターになるまでの手続きが煩雑であること,そして,金銭的な問題が大きいとのことでした.引退されたベテランさん方から道具(ガンロッカーや銃など)は無料でいただけたとしても,ハンターになるためには,それなりにはお金がかかります(講習代金など計数万円~10万円くらい).また,ハンターでいることには,維持費(ハンター保険料,弾代など)がそれなりにかかります.志を持った若者でも,実際にハンターになるまでにはいたっていない現状を見ると,なんだか少し残念な気持ちになることもあります.

今現在,自身がハンターである理由は,義務感・危機感・食料確保です.安心安全で楽しみながら進んでいきたいと思います.
最後に,最近一番美味しかったジビエ料理,エゾシカローストの写真を添えます.ご興味がある方は,ぜひ,この世界においでいただければと思います.

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会員,kばゆみ,野生動物研究者

 

3年目の猟師とは?

なんやかんやと猟師歴が3年となり、つい最近まで初めての「更新」に向けて必要な書類をそろえていた、会員の粗塩と申します。
私は小さな村の職員で、今は主に広報誌を作る担当をしています。平日は仕事、土日も取材に出ることが多いため狩りに出られる時間はあまり多くありません(当然猟果も少ないです)。

そのため、職場の仲間からはよく「シカ捕ってこい」と急かされます(また、長らく恋愛と疎遠なため、「シカはいいから男を捕ってこい」と冗談を言われることもしばしば)。本来、3年目の割には「ハンター」として育っていないこと少しは焦るべきなのでしょうが、「別にいいか」と考えてしまっている自分がいます。神経が太いと、こういうところで便利ですね。

という訳で、「3年でこれだけ成長しました!」というような話を書けたらよかったのですが、ほぼ進歩していません。強いて言うなら、以前よりかは鹿肉を調理することに慣れ、知人から「粗塩さんのシカ肉料理が食べたい」とリクエストをもらえるようになったことが成長点でしょうか。筋っぽい部分を集めてストーブの上に鍋を放置して作る「鹿筋の煮込み」が特に好評です。因みに味付けには粗塩ではなくめんつゆを使います。

さて、そんな私ですが今日は取材が無かったため、村内の山へ師匠と猟に出かけてきました。スノーモービルから降り、スノーシューでシカの足跡を追い、結局シカを見ることなく山頂からの眺めを楽しんで帰って来ました。まあ、現実とはこんなもんでしょうか。おそらく明日は全身筋肉痛でしょう。

以上、粗塩の3年目の現状報告でした。

執筆者 会員・粗塩

※この記事は2017年12月24日に執筆されました。