酒飲み、アラフィフの本棚より

飲酒歴30年。猟師や山屋には酒飲みが多い。美味い酒には美味い料理。料理をするのは酒飲みのたしなみだよねー。そんな酒飲みが刺激されるような本を。

 

まずは豪華料理本。

写真1

「ロートレックの料理法」トゥールーズ=ロートレック/モーリス・ジョワイヤン、美術公論社、1989

画家ロートレックの美食探究。「野鳥獣肉あれこれ」に登場するのは、

・山シギ ・シギ ・雛シャコ ・ツグミ ・ウズラ ・じゅずかけ鳩 ・雛山鳩 

・マガモ ・尾長ガモ ・ハシビロガモ ・黒ガモ ・青サギ

・鹿 ・野ウサギ ・猪 ・マルモット ・リス ・・・などなど。

野鳥獣肉に上等のワインを加え、年代物のブランデーやコニャックが振り掛けられる。

ああ、流涎。創作意欲が湧く?

 

“山シギは、腐りかけが食べ頃であり、生きのよい山シギなどはとんでもない”

“秋にリスを数匹殺して、その日のうちに皮をはぎ、内臓を抜き取る”

“どんな香辛料も使ってはいけない。というのは、リス自身がもっているすばらしい木の実のような風味を消してしまう恐れがあるからである。”

ふむふむ。リスねえ・・・リスがうまい、というのは小説家の食エッセイにもあったな。

 写真2

小説家のメニュー」開高健、TBSブリタニカ、1990

”いつかカナダで釣りをしていたら、竿を投げているそばにリスが出てきて遊びまわっていたことがある。その姿を横目でみながら、現地の釣り師が囁いた。「あれをパイにすると、もう最高・・・」” 

リスはネズミ目・・・ベトナムの田ネズミはご馳走の部類にはいるらしい。奇味・魔味。

 

うーん、それにしても旅ゴゴロがくすぐられるぜ。

旅・・・とくれば、開高健ノンフィクション賞を受賞した探検家36歳。

写真3

角幡唯介の最新刊「アグルーカの行方」集英社、2012がメチャクチャ面白い。

極寒の北極圏を自力で橇を引きながら1600キロ踏破。すげー。

テントに近づいた北極熊に罵詈雑言を浴びせながら追い払う場面には思わず爆笑。

厳しい寒さと激しい飢餓感の中で、雷鳥や麝香牛を撃って、食う。

狙った獲物をちゃんと仕留める腕前を、私も持ちたい。

 

山ガールと誰も呼ばないaround 50 のJKでした

                                                                                                    TWIN監事  around50のJK

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