狩猟フォーラムin函館の報告

狩猟の魅力や社会的役割、安全な狩猟方法などを紹介し、鳥獣保護管理の担い手となるきかけを提供することを目的とした狩猟フォーラムが、2015年3月14日、道南ではじめて開催されました。TWINからは、2名が実行委員として駆り出されました。

図1プログラム

まずは、基調講演。現在は美唄に住む、M兄さんの「これからのハンターに求められること」。これからのハンターには、例えばエゾシカのように増えすぎた野生動物を相手にする際には、個体数調整の重責を担うといった自覚も必要、といった話がされました。

続くエゾシカ料理の試食コーナーは、函館短期大学付設調理製菓専門学校が担当し、ニラレバ炒め、ロースト・ポートワイン風味など計5種類、用意された100名分は、あっという間になくなりました。

図2試食

(同校のHPもご参照ください。函館で学ぶ→狩猟フォーラムin函館に参戦! の記事へ http://nomata-cook.ac.jp/charm/860/ )、

続いて、猟友会新函館支部青年部による若手ハンタートークセッション

「私たち、こうしてハンターになりました!」

図3トークセッション

図4狩りガールの日常

※上記エゾシカの写真はくくりわなで捕獲された個体の写真です。
わなでの捕獲時には動物福祉に留意し、捕獲動物に必要以上のストレスをかけないよう、準備が整い次第速やかに止め刺しを行います。
写真は止め刺しの準備が整うまでの間に有害駆除同行者が撮影したものです。

事前打ち合わせの段階から、コーディネーターのM部長に、“会場の人たちも知りたいところだろうから、突っ込んで話を聞きます”といわれていたのが、『命を絶つということ』。

実は、私は、正直なところ、ほかの生き物の『命を絶つ』ことに、全く抵抗感がないわけではありません。今でも、引き金を引くときに、一瞬ためらったりすることがあります(ちなみにそういう時は、まず、うまくいきません)。

でも、私は、肉も魚も食べます。もし、ベジタリアンだったとしても、野菜だって植物だって、命です。生きていくということは、他の命をありがたくいただいて生活していくということ。現代社会では、フツウに生活していると、自身で他の生き物の命を絶つ、なんてことはないかもしれませんが、ハンターである/ない、自分でとどめをさす/ささない、ただそれだけの違いのようにも思えます。そして、重要なことは、出来る限り苦しまないように殺すこと。奪った命には、心から感謝して、美味しくいただき、活用すること。

そのようなことを、話しました。

※ちなみに、命を絶つという行為をどう思うかは、個人差が大きいです。私のように多少ためらいを持ちながらハンターをやっている人もいれば、全く抵抗感がないハンターもいます。

その他、会場内のワークショップブースでは、シカ角クラフト体験コーナーも設け、盛況なうちにフォーラムは終了しました。会場に足を運んでいただいた方々、準備等でお世話になった皆様、ありがとうございました。

会員 YK、野生動物研究者

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