柴犬とのシカ猟(後篇)

そうして、獲物を仕留めたときの、この笑顔です。
どうですか、良いでしょ~?

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どうしてか、柴犬と行く猟は人間だけで行く猟よりもずっと楽しいですね。
日本人と柴犬は、こうやって太古の昔からいっしょに野山を歩いて来たのだから、お互いDNAの記憶が呼びさ
まされるのでしょうか。

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柴犬は、村内の駆除でも活躍しています。
特に暖かい時期のシカは、弾が心臓に当たってもかなりの距離を走って笹薮に飛び込むことが多いので、そうした場合、半矢や死体の捜索には犬の嗅覚が不可欠です。

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事後の疲れ方を見ていると、この小さい体を猟に駆除にと酷使するのは可愛そうな気もするし、もっと大きな犬
や気性の荒い犬ならば、クマ猟やイノシシ猟に使役されてきた北海道犬、甲斐犬などもいるのです。

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けれども柴犬の魅力は、優秀な猟犬であると同時に、優秀な家庭犬でもあり得ることだと思います。
女性でも取り扱いやすいサイズ、家族や同居する他の動物たちへの優しさ。

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畑仕事にも同行し、ボール投げが大好きで、花を愛で、どこへでも一緒に旅することができます。

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徹底的な訓練と調教に基づく洋犬(ポインターやセッターなど)の猟と違って、柴犬との猟は、日常の暮らしを
共にする中から生まれる信頼関係とか愛情?友情?のようなもの、いつでも一緒にいたいし働きたいという気持
ちの延長線上にあるように思いますが、そのノウハウはほとんど確立されていないと言って良いでしょう。
機会があれば、猟用柴犬の繁殖と育成に真剣に取り組んでみたいと願う今日この頃です。

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柴犬・玄&KY記

(注:2015年6月2日執筆)

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