モモ肉のフィードバック

前回の狩猟期のこと。
本州の知人から1通のメールが入りました。
「どうしてもエゾシカのモモ肉が欲しい!しかも骨付きで!」

以前、骨付き(&ちょっと冗談で根本は毛付き)のまま、モモ肉を送ったことがあった先で、相手は料理人のため、骨付だと部位ごとに分けやすいし、骨も出汁に使えて一石二鳥なのだとか。

確かに、毎度解体しながら「この骨、捨てるのもったいないな…」と思いつつも、自分で出汁とる勇気も知識も料理技術もなく、かと言って骨が欲しいと人から言われることもなく、なんとなく後ろ髪をひかれる思いで処分していました。

“骨付きのまま”というリクエスト、有効利用してもらえるのが嬉しいのはもちろん、部位ごとに切り分けるこちらの手間も省けてこれも一石二鳥!
というわけで、早速冷蔵便で送り届けました。

で、出来上がったのがコチラ。

soup

なんだこれは!という一品ですが、なにやらテールスープなるものらしいです。かくいう私は送ってもらったこの写真を見て指をくわえるのみで、味見は叶わなかったのでした。

それにしても、しかるべき人の手元に届けばこんなにもステキな一皿に仕上がるのか、という驚愕と落胆の入り交ざった複雑な感情を抱きつつ、肉を送った私にとって(たぶん鹿にとっても)この1枚の写真がありがたいフィードバックなのは言うまでもありません。

ちなみに送ったお肉はスープの写真以外にも、ワインに姿を変えて帰ってきました。こちらもものすごくありがたいフィードバックなのでした(笑)

wine

 

執筆者 会員・Y

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